no more woof:犬の脳波を英語に翻訳する


あなたが飼っている犬は、『no more woof』を通して自分の考えを声で伝えるようになります。no more woofは、動物の考えを人間の言葉に変換する携帯可能な小型装置(gadget)です。スカンジナビア研究室である「nordic society for invention and discovery」の発明品( brainchild )では、マイクロ・コンピューター( micro computing )とEEGの最新技術を使用して、ペットの脳波を認識し、それを付属のスピーカーを通して英語で発します。現在開発中のプロトタイプでは、人と人間の親友間のコミュニケーション障壁を取り除くため、デザインチームはさまざまな声やトーンを確立する方向に進んでおり、これが成功すれば、ペットの性別や性格を反映する装置が実現します。今のところ、この装置の対象言語は英語のみですが、フランス語やスペイン語などのモデルも開発予定です。開発段階にあり、機能的に全く異なるno more woofの3つのバリエーションは、indieggoで先行予約することができます。

この装置に用いられている技術は、3つの異なるセクターの研究結果(EEGセンサー、マイクロコンピューター、脳-コンピューターインターフェース・ソフトウエア)を集約したものです。疲労感や空腹感、怒りや好奇心などには特定パターンのスペクトラムがあり、これは神経配列として簡単に検出することができます。EEGレーダーは、すべての哺乳動物で生じて何らかの形になる電気信号を読み取ります。BCIは犬の脳波を検出および解析し、(装置内で直接処理を行う)raspberry piがこれを包括的な考えに翻訳します。いわば、犬を対象とした翻訳機能です。

「ワン、ワン、ワン」という犬の鳴き声が人間の言葉になる日もそう遠くはないかもしれません。