Nelson Mandela追悼式の手話通訳者はフェイク(偽物)だった


昨日、 Nelson Mandelaで開催された告別式(memorial service )で聴覚障害の人々とのコミュニケーションを目的に雇われた手話通訳者はフェイクであったと、南アフリカの聴覚障碍者連盟が抗議しています。

「手の動きは全く意味をもたないものだった」と、同連盟は話しています。「この翻訳者は認識できるサインを使っていなかった」

12月5日に自宅で亡くなったMandelaの追悼式のため、雨の中、同国で最も大きいスタジアムに数千人の南アフリカ人は集まりました。南アフリカ大統領 Jacob Zumaや、オバマ大統領も参加しました。

「今回の偽の手話通訳者は、南アフリカのサインランゲージの歴史とプロ翻訳士の顔に泥を塗った」

政府はこの問題に厳しく対処していく方針です。

「政府はすべての情報を公開し、障碍者の権利と威厳を守るために全力を尽くす」と彼は話します。

イギリスを本拠地とする慈善団体『Action on Hearing Loss 』も非難の声をあげています。

「手話通訳の質の悪さに驚いた。世界中の聴覚障碍者は、今世紀で最も重要となるイベントの一つから完全に締め出されてしまった」と、Paul Breckellは述べています。